TOMODOMO
体にやさしい定食やスイーツを提供する飲食店「小春日和TOKYO」のグロサリーシリーズ。「TOMO DOMO」は日々ともにあるやさしいおいしさ。というキャッチコピーと共に、忙しい日々を支えて手軽に味わえるお菓子や調味料を届ける。「小春日和TOKYO」のお店から見える代々木公園の景色をイメージしたビジュアルを描き下ろし、パッケージに展開した。
Year : 2023
Client:KoharubiyoriTOKYO
Creative Direction : Chika Suto
Art Direction/Design : Minori Sawada
Copywriting / Yoshimi Sugawara
「小春日和TOKYO」はオープンしあっという間に行列の絶えない店になった。オーナーの杉岡沙樹さんが届けるご飯は身体にやさしくとても満足感がある。沙樹さんから、「小春日和TOKYO」のグロサリーシリーズを作りたいとパッケージの相談を受けたとき、お店にきたことのある人にもない人にも、この気取らないやさしさがきちんと伝わるものにしたいと考えた。そこで、ライターの菅原良美さんにネーミングとキャッチコピーを依頼した。まずは沙樹さん自身が食べたいものを届けたいという思いを軸に、“わたしも、あなたも、ともどもに。”というやさしいつながりを言葉にしてくれた。言葉を沙樹さんに伝えたとき、「これが私が伝えたかったことだ!」という反応。ネーミングやコピーは思いを伝える大切なツールだと私たち自身も強く印象にのこる経験だった。
商品パッケージは、「ラインナップが決まりきっていないから思いついたことをできる自由度が欲しい」というご要望から、大きなキービジュアルを作り、取り所によって様々なパターンのシールが作れるように考えた。グラフィックのイメージは、小春日和TOKYOから一歩外に出て、周りに広がる公園の景色や、そこに集う人々。お店の外に商品が広がって繋がっていく姿を、ポップに描いた。