hesoのクリエイティブでよく使われる手法として、「子供の頃、そんなことやったな〜」というものがある。２号はまさにそれ。画用紙1枚分の段差があれば、お気軽に版画表現ができる「紙版画」で特大カレンダーを作った。小学校の時、画用紙をハサミで切って貼って版を作り、ローラーでインクを塗って自画像を作った覚えがある。大人になった私たちは、プロッターというマシンを使って画用紙を電動で切り抜くというチート技を使うことで、366日（2016年はうるう年）ぶんの切り文字を作り上げ、ボード紙にマス目を書いて丁寧に貼っていった。その大きな版を使って、封筒にも印刷を施した。封筒を版のサイズいっぱいに並べ、一気に刷り上げる。大きな版の一部分が刷られた封筒の出来上がり。A0サイズの特大カレンダーは、6枚限定で発売した。